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九州の写真好きであればどこかで写真を見たことはあるだろう「佐賀バルーンフェスタ」。私もこれまで4度大会を見に来たことあがあるが、今回はそのバルーンに搭乗したお話。身近な職場の知り合いの方がまさかのバルーンフェスタにも出場しているパイロットで、図々しくも今回同乗させていただいた。


早朝7時に河川敷に集合。辺りはまだ薄暗い。本日は20機近くがフライト予定のようで、想像よりも多くの車が集合している。皆さん風の様子を見定めフライトプランを練っているようだ。


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フライト準備開始

河川敷を移動し、フライト場所を探す。

場所を決めたら車からバルーン機材を取り出す。車1台に機材全部入るという驚き。


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まずはバルーンを拡げるスペースを確保。

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近くでは次々とバルーンが立ち上がっていく。

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私達も作業開始。


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バルーンを拡げる。

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続いて人が乗るバスケット部分とバーナー部分を組み立て。


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パイロットのご家族の子供達もしっかりしてて、手慣れたもの。

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バーナー点火確認中。


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お隣さんの気球も膨らみはじめる。


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奥のほうも続々と。


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ちなみにこうなるとバーナーの熱気が気球に入らずやり直しだそう。

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バスケットを一度倒し、気球を取り付ける。


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あのでかいバルーンはこの金属と紐でつながっているのみ。紐は3トンの重さに耐えられる強度らしい。


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紐取り付け完了。


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遂にバルーンに風をいれていく。


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気球内部。でかすぎ。


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そして、バーナー点火!


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ご紹介が遅くなりましたが、今回快く乗船させてくれたパイロットの平野さん。かっこいい。


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お隣さんの気球とごっつん。ぶつかるのは特に問題ないとのこと。


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完成!でかすぎて、どうやってもカメラに収まらない。


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ガスボンベ。これを普段は4端に1個ずつ配置するらしい。今回は3個でフライト。

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フライト状況を記録するPC。

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いざ、フライト!

遂にバルーンに乗り込む。

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あっという間に離陸。あっという間すぎて写真2枚しか撮れなかった。


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そして、ぐんぐん上空へ。一面平野!高所恐怖症の私は足がすくんだが、好奇心が恐怖を上回る。それでも時折好奇心を恐怖が一瞬上回ることも・・。

フライト中はほんとうに静かで、ときおりバーナーの音がするくらいであとは無音。

(ここからレタッチがかなり雑になってるので随時入れ替えます)

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もうどの写真が何mのものか全然わからないけど、上空1km近くまで上昇した模様。比較対象がないので途中から上がってるのかどうか外眺めているだけでは全然わからない。

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この紐を引っ張ると、気球が下降するのだそう。


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除々に下降。

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今回のフライトログ。写真だけでは全然わかりませんね。

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フライト時間約30分。秒で終わった30分だった。今回のフライトで、1つのガスボンベの約35%を消費したらしい。


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下から追いかける

メンバー交代して、今度は下から追いかける。

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車内の窓から目視確認。

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この車で追いかけるのだが、これが想像を超えて大変。空と違い、下界には道があるので、バルーン着陸場所に全然たどり着けない。すぐ目の前に気球降りてるのに、何度も道を間違い、Uターンできずバックの繰り返し。しかも、Google Mapsに載ってない道が農道めちゃくちゃある。

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気球側も着陸場所を見つけるのに苦労するも下の写真のあぜ道に着地。ちょっと間違えば傾斜にごつんしそうなものをぴったり着陸しちゃうのだからすごい。ちなみにバルーンは上か下かしか操縦できないんですよ。それでわずか3mくらいのところにぴったり降りるんだから職人技です。

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休憩じゃなくて、バルーンの空気抜くために押しつぶしてるんですよ。みんな楽しそう。

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おつかれさま。

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おまけ:バルーンフェスタの写真

最後にバルーンフェスタの時に撮影したものを。1枚目が世界大会の2016年の写真。2枚目が2017年の写真。

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平野さんご夫妻、本当にありがとうございました。

 

更新日:2021年2月1日


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小城へ

雪景色を撮影するため、ちょっと寄り道するだけのつもりだった小城市。だが、この破壊力が凄まじかった。

とりあえず小高い所から平野を撮ろうということで坂道を登ったがチェーンあっても怖すぎて断念。午前中雪溶ける溶けるとかいってたのに猛烈に吹雪いて、溶けるどころか更に積もっている。

ということでまずは天山酒造を目指す。


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天山酒造

1875年(明治8年)創業の天山酒造。佐賀は九州では珍しく、焼酎より圧倒的に日本酒の地域。佐賀の居酒屋に入ればその種類の多さに驚く。そして、これがまた料理とよく合うのだ。

祇園川の側に構え、四方を山に囲まれた天山酒造周辺は一面の銀世界で、まさに言葉を失う景色であった。


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この風景見ているだけで日本酒飲みたくなってくる。

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天山神社

天山酒造のすぐ真向かいにあるのが天山神社。

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天山神社横の小径。歩くだけで楽しい。

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天山神社境内はゆうに10cmは超えるであろう積雪である。祐徳稲荷とはまた違った趣がありこういうのも好み。


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まるで雪に埋もれているようだ。


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須賀神社

佐賀市から向かって、天山酒造に行く途中にある須賀神社。ちらっと寄ってさくっと撮影。さすがに上の門は閉まっている様子。


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円通寺

須賀神社で観光案内板を発見し、山辺の道(中世の千葉氏と近世の鍋島氏を結ぶ歴史の道です、らしい)なるものがあるらしいということを知る。山辺の道には、円通寺、光勝寺、星巌寺の3つの寺社があるということだったので、行ってみることにした。

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光勝寺

聞いたことのないお寺であったが、これが素晴らしすぎた。今回の旅のベストスポットに押せる。


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入り口がこの美しさなのだから、もう登った先の寺社内部がどうなっているのかというわくわく感しかない。

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遂に寺社内部へ。

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これは圧巻すぎる。

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私好みの被写体まで。ほんとにここは佐賀ですか。

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星巌寺

境内には入れなかったが、境内前にて約200体の五百羅漢がお出迎え。感動しすぎて、涙がでそうに。新緑の五百羅漢も撮りにこようと決意した。

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雪がすごすぎて羅漢が埋もれている。

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朝の時点では行く想定にすら入っていなかった小城市であったが、まだまだ知られていない隠れ名所が沢山あるのではと感じてしまう。これまで小城といわれても撮影スポットは一カ所も思いつかなかったが(失礼)、今回の雪で小城の魅力を少しではあるが知ることはできた。小城市、恐るべし。


 

更新日:2021年1月13日


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佐賀市から移動してきて鹿島市に入る。目的地は祐徳稲荷神社である。

佐賀市編はこちら


はじめて訪れる日本三大稲荷「祐徳稲荷神社」

佐賀に住み始めてもうすぐ2年になるのに、実は祐徳稲荷神社に来たことはなかった。SNSにもよくあがっているので、行かなくても半分行ったような気がしていたからだ。

今回訪れてみてその素晴らしさに驚愕することとなった。

もし雪がなくてもめちゃくちゃ私好みの渋さを醸し出しているではないか。

やはり、自分の足で一度は来てみないとわからない。祐徳稲荷の神秘性はここに来た者だけが味わえる特権であろう。


参道から稲荷神社を目指す。さすが日本三大稲荷。参道から既に風格がある。

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神社前では消防車が赤い水を放水していた。雪を溶かしてるのか、パフォーマンスなのかよくわからない。

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写真でよく見る本堂とご対面。きみは渋いほうがよく似合うよ。

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なぜか分からないがこの写真お気に入りなんですよね。自分のイメージとぴったり雰囲気や質感があってくれたという感じ。

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壁の絵もすごく緻密。

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御本殿へ
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本殿から見降ろすと雪景色の神殿や家々が連なる。

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赤鳥居をくぐり、奥の院へ

御本殿から更に登って奥の院へ向かう。みんな大好きな鳥居の行列を進む。


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ここで終わりだと思っていたらここからが本番だった。

まるで山伏の修行場所のようである。もうシャッターを押す指がとまらない。

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奥の院到着

こんなに登ると思ってなかったのでそこそこ体から汗が吹き出ている。

こういう時はスーパーメリノウールでよかったとつくづく思う。

そして、肝心の奥の院からの景色。美しい。


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下山

雪の山道を降りるのは怖い。階段はいいのだが、下り傾斜がすべりそうなのだ。若干びびりながらも下山を無事完了。


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祐徳稲荷神社はどこを切り取っても絵になる。本堂をどんと撮る写真か赤鳥居の写真が定番なのかもしれないが、まだまだここは色々と発掘しがいがありそうだ。

雪でなくてもまだ訪れたいし、みなさんにも是非おすすめしたい。



 
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