2021年1月上旬、大寒波が九州北部に到来し、佐賀県も平地で積雪8cmが観測された。雪が降っても積もることなどほとんどない九州なので、カメラを手に飛ぶように佐賀県内を駆け回った。
スタッドレスもチェーンも持っていない私は、当初徒歩圏内をぶらぶらするつもりだったのだが、前日夜に心優しい友人が、チェーン持ってるぜ!とラインしてくれたのでどこに行くかも決めずに突撃した次第である。
佐賀市内
家の周りを歩くだけでも、別世界である。記憶を二日ほど失って目を覚まして、「ここは東北ですよ」といわれても「なるほど」と納得してしまいそうだ。
与賀神社
通勤経路の与賀神社も雪とよくあう。赤と白はすごく相性がよい。
佐嘉神社
市内を回るなら佐嘉神社は外せない。参拝客は一人もいなかったが。
朝日を浴びたお堀も美しい。
佐賀城本丸歴史館
佐賀城本丸歴史館は職場からもかなり近いのだが、実は訪れたのははじめて。石垣に囲まれているため普段は中がよく見えないが立派な歴史館が立っている。
車で移動開始
佐賀城本丸歴史館を出た時には既に10時を過ぎており、市内中心地はかなり雪解けが始まっている。どこが雪が残っているかもわからないが、とりあえず雪が残っていそうな場所を目指して移動する。まあ、ほぼ全部相方任せだったが。佐賀バルーンフェスタの会場近くの河川敷にでた瞬間、一面の雪景色が拡がっていた。いや、最高である。
レンコン畑も凍っているようだ。
木材と雪は私好みの渋さ。こんなん求めてたんですよ。
お気に入りの六角川
厳密にいうと撮影箇所は佐賀市内ではなく白石町。対岸までは佐賀市(じゃなくて小城市)なんですけどね。
区切りがよいのでここまでは佐賀市内編とします。
この場所は雪がなくてもお気に入りの箇所で、佐賀県内で個人的にかなりおすすめのスポット。私以外に撮ってる人みたことないけどね。あと、ここの漁師さん達は写真撮られるのが嬉しいようで、訪れるたびに声かけられるんですよね。今回も漏れなくお声がけいただきましたよ。
佐賀市内だけで既にかなり満足感を覚えていたのだが、これから先は行く先々で想像を上回る景色が次々に現れることとなるとは、この時は夢にも思っていなかった。
今思えば佐賀市内編は本の序の口に過ぎなかった。
次なる目的地は鹿島市の「祐徳稲荷神社」である。時間もお昼に迫りつつあるが、果たして雪は残っているだろうか。
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